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エヴァン
Last Update:2024/04/24(水) 23:29

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4
素早さ3
タフネス2
知力6
感覚3
集中7
精神力4
器用さ9
身長186
体重78
特技1暗器術
特技2死霊術
特技3捜査
職業修復士
種族人間
性別男性
性趣向全部OK(リバ)
外見年齢50代
実年齢54
出身国その他
経済力標準
写真・画像など1696692236.jpg


 ▼Comment
「我々がいるうちは存分に暴れられるって言いたいんだろ?若さってのは羨ましい限りだね」


名前:エヴァン・D・クリスト
性別:男性
年齢:54歳
種族:人間
初期能力値解説

4恵まれた体格とダンジョン内の実戦でそこそこに鍛えられている。一般的な筋力の女性なら組みついて完封できるくらい。
素早さ3ド素人のパンチに対応できる程度。身軽なタイプではない上に装備の重さがそれなりにあるため現地ではかなり鈍臭い。
タフネス2体力が年齢相応。階段は息切れ。軟弱とまではいかないものの一撃がかなり堪えるので食らうとほぼノックアウト。
知力6独学で医療の道に進む程度には適正がありスキルが身につきやすい。知見の分野は決して広くないが学校に通っていたら教職として働く道もあった。最近は少し忘れっぽい。
感覚3職業柄手先の触感などには素早く対応できるが、それ以外の衰えをひしひしと感じるこの頃。特に老眼なので字が見えにくい。
集中7阻害されない限りは時間を忘れる。人体を相手にしている時は話しかけても上の空。
精神力4ダンジョン内での活動が長いので多少肝は据わっている。ただし特定の条件下ではひどく取り乱し、実際の数値は1程度の状況になることも。
器用さ9己の指先が最大の武器。先天的な両利きであり、人体の末端の使い方に非常に長けている。専門的な知識を必要としない裁縫、製図も一通りこなし、手品や手遊びはもちろんの事舌でさくらんぼの茎を結ぶなどといった芸当もやりたい放題。寝室の技も自信があるとかないとか。

外見的特徴:
 白髪混じりの焦茶 / 褪せ色なので判別しにくいが右に青、左に緑のオッドアイ。
切り立った崖のような険しい顔つきではあるが口を開けばそれなりに好奇心旺盛で茶目っ気がある性格。コンパクトな仕事道具を常に持ち歩いており、厚手のコートには革の装甲が仕込まれている。
 紳士的に振る舞ってはいるが本人曰く「典型的な昔はやんちゃしてたタイプ」かつ「色恋沙汰はもうこりごり」であり、状況によってはややぶっきらぼうな言葉遣いが垣間見える。

略歴:
 『クレイマン』にて修復士を生業とする中老の男性。
根っからの仕事人間であり、一度復元作業に没頭すると寝ず食わずで何日も過ごす程の生真面目な性分。家はあれど大体は職場に住んでいるようなもの。
こと人体においては類を見ない精巧な修復技術を心得ており、極度の腐乱状態であったり原型の残らない肉塊に関しても「人の形をしていれば」限りなく生前に似せた状態で復元できることに定評があるようだ。
 修復士としての経歴は10年そこそこあり、転職前は外科医の真似事をしていたようで単純な応急処置などのスキルも備えた熟練の直し屋である。
また利己的と思われがちな修復士ギルドの中でも蘇生費用に糸目をつけず手当たり次第に死者を復活させてしまう見境のなさでも名が知られており、組織内ではその腕前に反し大赤字を出し続ける問題児として後ろ指を指されている。
 本人は己の行動に間違いはないと自負しているが、孤立は免れられず単独で塔に潜入する姿がよく見られるらしい。

 一方で専門外の知識にはまるで疎く、フィジカルは歳の割に備わっているものの戦闘から生活に至るあらゆる能力が人並み以下の昼行灯。加えてこの頃腰痛を発症した。
仕事に必要な知識として黒魔法を会得しているが初歩的な発火なども暴発させるレベルの適性の無さを認めており、魔力量に関しても皆無に等しく補助具がなければ蘇生の成功率も格段に落ちてしまう。
 才能の有無というよりは”霊的現象に拒絶される体質“といった理由もあるようで、彼が不可解な塔の内部で狂気に侵されることなく業務ができることの要因とも解釈できる。

 市から遠く離れた故郷の村に家族を待たせており、年に一度長期の休暇をとって会いにいくのが恒例。左手の薬指に指輪をつけているが、身内についての話はあまりしたがらないようだ。
男の欲求も程々に枯れるくたびれ具合だが、仕事中は何かと元気で精力的な印象を受けるだろう。

能力など:

スキル【宿命の復元《Wyrd Reconstruction》】カテゴリ:器用さ、暗器術、死霊術
 複合的な技能のもと行われる蘇生処置。概ね数日から数週間の間に行われ、大まかな手順として以下が挙げられる:

①遺体に対し洗浄、縫合、培養等の加工を施し物理的な修繕を行う。
②回転する寝台に遺体を固定し、体液を循環させて数日ほど馴染ませる。
③魔道具を媒体に忌まわしい儀式を発動させ、魂を肉体に呼び戻す。

 メインの蘇生シーケンスを除いて魔術を用いた治癒は基本使えず、小手先に頼った作業が大部分の大掛かりな施術である。白魔法や奇跡のような即効性はないが、魔術の心得がない者でも共同作業が可能であったりダンジョン外での治療や葬儀にも応用できるのが強み。
 完璧に近い復活というのはあくまで彼が本拠地にいてかつ万全の設備のもと行われる復元作業であり、塔の内部で行われる緊急蘇生に関しては基本速さと成功率のみに重点を置いた荒治療が殆ど。無論直後の対象は出血しやすく、激痛を伴う。


スキル【応急処置《Field Dressing》】カテゴリ:器用さ
 打撲、出血、その他外傷に対する暫定的処置。圧迫や焼灼、場合によっては切断などが主な手法であり、出血が多すぎる場合は傷口に圧縮した綿を詰める。
毒や感染症への効果は低く、致命傷には対応できないため大抵は修復士本拠に運び込む為の繋ぎとして行われる。
 その場にあるもので即席の担架を作るなど緊急時の対応力は高い。





「人間を相手するよりこっちのが断然楽だ。うっかり殺しちまうことがないからな」

──近年の報告書──



    「無花果の内側に花が咲く理由を知っているか?」






    Evan

    名前:エヴァン・"ダミュア"・クリスト

    略歴:
     男は“死後の肉体が生前と同じ姿で保全されている“という状況に極めて強い執着を持つ死体性愛者である。
    生来の遺体に対する度を越した倒錯に加え精密なエンバーミングと黒魔術の心得を経て己の欲求を満たすべく修復士としての道を選び、今日に至るまで理知的な表の顔と猟奇的な嗜好の二面性からなる爛れた生活を続けてきた。
     呪いと混沌の地に構えられた職場であるため周囲には看過されているが、修復作業中は過敏に反応してしまうため人目を憚ってダンジョンに潜入し単独で蘇生を行うことが多い。

    「鬱屈してて辛気臭い場所だった…だから私の手で美しく作り変えた」

     出身地である人口わずか十数人の小さな村では魔術や解剖学を学ぶ傍ら診療所などを営んでいたようだが、ある日些細なミスで患者を死なせてしまったことをきっかけに衝動のタガが外れてしまい、入院していた人間を恣意的に殺害し亡骸を生前と寸分違わぬ状態に仕立てた後に家族の元に送り返すという奇行を繰り返した。

     精巧な加工と刻まれた術式により一人でに動く遺体は初めは人々の生活に馴染んでいたが住人が違和感に気づくにつれ村は不安と狂気に支配されるようになり、体調不良を訴え病院に通う人間が増えると同時に少しずつ村を闊歩する死者も増えていった。
     最後の一人が死体に置き換わると村の真実を知るものは彼一人となり、以前と変わらぬ村民が以前と変わらぬ生活を繰り返す静かな村は誰にも悟られず「沈黙の村」として人々の記憶から消えていく。

    彼らは人見知りで、あまり他人と関わりたがらないのだ。

    「もうあんな芸当ができる根気も体力もないんだよなあ…いや、もう一回挑戦してみるべきか?」

     ルーティンに沿って行動し続けるそれはアンデッドではなく“剥製を使った自律人形”というフレッシュゴーレムに近い構造のため、綿密な防腐処置が施されているとはいえ経年劣化で形が崩れてしまう。
     家族が住む村へ帰省を行なっているという口実のもと男はその実自らの最高傑作である動く死体たちのメンテナンスを行うために定期的に村を訪れている。

     塔の仕組みによる死者蘇生の話を耳に入れた当初は願ったり叶ったりの職場と踏んでいたようだが、彼が興味を示すのはあくまで“魂のない器としての死体が動き出すこと”であり蘇生された人間が生者として扱われている状況には満足がいかないらしく常に悶々とした気持ちを抱えて仕事に勤めている。
     休日の楽しみは市内で本物の死体を集めに行くことであり、治安の悪い地域に好んで赴いているそうな。

    「いや…違う。違う、違うんだ。こんなはずでは…………」


    性格と特徴:
     普段の振る舞いは思慮深く慎重な印象を与えるがその本性は筋金入りの変態であり、恋愛対象は遺体であれば老若男女問わず異形までも喰らうオールラウンダー。惨殺体や変死体に興奮し、とりわけ長い黒髪の人物を好む傾向がある。故に人間に対する下心もないわけではない。
    自身の嗜好に対する罪悪感や後ろめたい気持ちがまるでなく理解を示す相手に対しては饒舌になりがち。
     殺人、誘拐、墓荒らし、死体損壊など現在に至るまでの罪状はキリがないが、ノイヴェーレに住み着いて以降狩りはあくまで自分の身に危険が及んだ時の最終手段として控えているため積極的に他者を害することはない。トドメが刺せそうな時はきっちり乗っかる。

     揉め事にからっきしというのはあくまで経歴をカバーするべく吹聴している内容であり、正面きっての戦闘は苦手とするものの単騎で遺体の回収ができる程度に場数を踏んでいるため(能力値の範疇で)それなりに危機的状況を回避できるようだ。腰が爆発しそうなのはガチ。

    ──名前?──

    「あれは6───いや、7歳の時だったかな。まだ小さかった妹が流行病で死んだんだ。硬い寝台の上で目を半開きにしてハエにたかられている彼女の姿を見た時───よく覚えてはいないが、何かとても我慢できなくなって、自分自身を触って、そのことを親父に見られて───尿に血が混じるくらい殴られたことはあるか?一日中口の中が錆の味がして───別にあの家を恨んでいるわけじゃない。理解できないものを前にした人間の当然の反応だ。ともあれ、親父は俺を家から出さなかった。───体の中にいる───を追い出すために朝昼晩鞭に打たれて祈りを捧げた。我ながらよく頑張った方だと思うよ。虐待?まさか───」

    「ダミュア・クリスト、享年4歳。   ───最愛の家族であり、僕の初恋だった。」

    ---

    彼が肌身離さず身につけている指輪には稚児とおぼしき遺体の一部が封されている。



    能力など:

    スキル【頸動脈寸断《Open vein》】カテゴリ:素早さ、器用さ
     人体にまつわる卓越した知識により的確に出血多量を狙った攻撃ができる、シンプルな急所狙い。主に医療用の小型のメスを使用するため間合いは短く受け流しが容易。
     獣や装甲のないモンスターに対してもある程度は通用するが、スライムやアンデッドなどの出血しない相手には完全に無効化されるためもっぱら対人用である。


    スキル【腐った外皮の呪い《Curse of the Putrid Husk》】カテゴリ:集中力、死霊術
     対象の意識を死者の見る夢と交換し、己の肉体が朽ちて死にゆく追体験を相手の精神に植え付け恐怖を誘う。コストはその日のMP(精神力)の半分。範囲は広いが導線があり、対象の姿をしっかり見据える必要があるため戦闘には不向き。
     対象の精神力が低いほど成功率が高く、逆に真社会性のモンスターなど死を恐れない存在には無意味な魔術である。
     魔道具を起点に自らの視覚野を通して発動させるため術者も同じ景色を見ることになるが、内容によっては本人も精神的苦痛を受けたり(稀にだが)絶頂して失神することも。


    スキル【黄泉からの情婦より《Till death do us part》】カテゴリ:死霊術
     死者の領域を意図的に“穢す”ことにより武具に負の属性を乗せる強化魔法。使用するたびに魂が冥府の怒りを買い死後の苦しみが増すという。
    傷口に腐敗や壊疽などの弱体化を付与し、損傷の大きさに比例して悪化させる。治癒を怠ると深刻な後遺症を残す。
     対象の免疫や再生能力に大きく左右されるため、即効性に欠ける上に回復魔法や聖水で効果が打ち消せるので手間の割に嫌がらせ程度のデバフでしかない。

     媒体なしで使える唯一の黒魔術だが発動の際は対価として術者の血液もしくはそれに類似する生きた体組織を捧げる必要があり、大体の場合はアレで済ませている。
    習得した経緯は不明だが昂った時にうっかり誤爆することが多いのでおそらく偶発的なもの。




日常P:17/10
戦闘P:0/6
おぼえがき(仮)
10/15 出勤
11/3 遺体の運び方
11/4 化粧品売り場
11/11 巨石の間
11/19 検問所
11/25 霧の中で
11/27 年末調整
12/11 花屋
12/16 害虫駆除
1/1 深夜作業
2/11 葬儀帰り
2/18 生きた宝箱
3/3 商売敵と飲み
3/9  人形は友達想い
3/10 乙女解剖
4/21 主人は冷たい土の中
4/24 雉撃ち

《イム》同僚であり死霊術の師範として尊敬しているが、そのつもりはないらしい。それなりにぶっちゃけトークができる(?)
《ルナ》迷宮で出会った女学生。風格はバッチリだが、年相応にあぶなっかしい。死神も血は赤かった。
《ヴィルジニア》霧の中から現れた麗人。裏の商売をしており、捜査についてお目こぼし頂いた。
《スカジョ》我らが本拠のマスコット。ミミックを手懐けた(?)骨のあるレディ。
《バルタザール》いろんな意味での有名人。酒の席で見かけたのでついはしゃいでしまった。
《クレバージャニター》働き者な本拠の助っ人(暫定)。どこか心化粧な振る舞いはさながら人と機械の合の子。
《フローラ》迷宮で出会った魔術師。土いじり(語弊)が得意そう。単独行動に理由はないのだろうか。


能力値上限: ALL7 ※外見年齢補正あり

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Pass:
Miniりすと v4.01