ジャンヌ・エミエット・エミエルール(Jeanne Emiette Emiereal) 家族や親族にはジャネットと呼ばれている。
◆素性と人格 ノーザンフロンティア、ユー・ウッドランド地方村で生まれた 森番の家の娘。家族構成は両親と兄の4人家族。 村の小さな教会に務める美しい秘術士に憧れて熱心に教会に通い、 将来はあんな風にきらきらした素敵なお姫様みたいな秘術士になりたいと 思って教えを乞うていた。 しかし9歳の時に一人で森に迷い、10日近くも経ってある日ふっと帰って 来て以来、強力な闇の魔力を身に纏ってしまった。 森の奥で何者かに遭遇して其処で暮らし、その何者かの寵愛を受けた事が 原因らしいが本人の記憶は薄く暈けて思い出す事が出来ない。
以来、どんな魔法どんな呪文を使っても必ず闇の属性を伴って発現 するようになってしまい、黒魔法の使い手と揶揄されるようになった。 それでも意地になって秘術士の術を身に着け、プリーストを名乗って 教会に仕え、16歳になったのを機にノイヴィーレ市のセネックス魔法学院 に入学し、自らの身にかかった呪い(?)を研究テーマにしている。
性格は後述の容姿の問題も相俟って非常にねじくれ曲がり、陰気で 粘着質で重い女に育ち、至って真面目で親切で努力家な反面、自分は 間違っていないと思った時や正当な評価が得られていないと感じた時は ねちねちと相手を問い詰め追い詰め何年でも固執するようになった。 好意や興味や願望に関しても非常に重くねっとりしたストーカー気質。 街に来て半年程になるが、嫌という程卑猥な言葉を投げかけられたり セクシャルハラスメント被害に遭ってすっかり男性不審。
◆容姿 ブルネットの長い髪を後頭部に纏めるロングヘアー。 少し気難しそうな表情の硬い目元と口元。顔立ちそのものは整っている。 子供の頃から同年代よりも胸の発育が極端に早く、今では胸囲が130㎝を超えて 一般的な衣類の殆どがまともに着られない程巨大化してしまった。 その為、走る、投げる、跳ぶ、などの瞬発力と激しい運動を伴う行動の殆どが 破滅的に不得意。走る時は両腕で胸を抱えてなお鈍足という恥辱を受ける。 「将来重くて腰が曲がるから体を鍛えなさい」と医者に言われて以来、大きな 動きと瞬発力を伴わない静の運動を毎日欠かさず丹念に執拗に繰り返すようになり、 特に姿勢の維持に必要な胸筋、背筋、腹筋、ついでに激しく動かなくても鍛えられる 腕の筋肉が異常に発達して、見た目にそぐわぬ怪力の持ち主が誕生してしまった。
◆職業 ・秘術士 ノイヴィーレ市、セネックス魔法学院に在籍する秘術研究者。 自らの身に宿る理不尽な呪いについての研究をする傍ら、塔の遺物を持ち帰り 研究している遺物研究室にも出入りして塔の探索にも参加している。 実家が田舎の平凡な家庭で、教会からの支援もあるがあまり裕福とは言えず、 簡単な物書きや代筆業のアルバイトを受ける事がある。 偶に趣味の書き物をする事があるが、全体的に内容がポエミーでファンシー。
なお、彼女の魔法は「闇属性を纏う秘術」であり「暗黒魔法」でも 「ダークプリースト呪文」でもない。特にダークプリーストという言葉は禁句。
◆技能 ・秘跡 闇属性を常に付与された形で発現する歪な秘跡魔法。初歩的な物から高度な 物まですべての魔法に必ず闇属性の影響が現れる。 代表的な得意呪文については別紙参照。
・格闘術 握力と腕力と脊力。パンチキックではなく、掴んでからの絞め、投げ、叩きつけ、 によるパワー技。自らタックルなどを仕掛ける事も出来ず、間合いに入った相手を 腕、掌で掴まえる受動的なものに限られる。 特技はスピンダブルアーム、フロントスープレックス、ネックハンギングツリー。 ・執筆 珍しく闇とも乳とも無関係な純粋な趣味特技。代筆や写本書きのような物は無難に こなせるが、個人的な書き物になると感情と主観が入り易く、非常に好き嫌いの分かれる 怪文を書きがち。文字自体は丁寧で綺麗。
◆財産と持ち物 所持金:20万yen 最低限の衣食住は実家からの仕送り 不定期な執筆アルバイトで小遣いを捻出している
・鹿角杖(antler cane) 1.5000yen相当 ユー・ウッドランド地方村の森に生息する温厚な鹿の角を加工して作られた 魔法使い用の杖。ハンマー状とピック状の突起を左右に持ち、菫青石が填められている。 1.8m程もある長い杖で、歩き旅の補助や罠探しの棒、武器よりも防御的な得物として 両手で構えて受けるような用途の多様なツールである。 魔法の道具としてはそれ程大したものではないが、呪文の補助具としての効果はある。
・半月型のナイフ(Crescent knife) 8.000yen相当 儀式的な用途で主に使われる小さなナイフ。腰のベルトに挿す。 腕力による捕縛からのとどめに用いる事も想定している。
・魔術師のローブ(robe of sorceress) 9万yen相当 比較的一般的な、魔法道具屋などでも見かける低ランクの魔術装備。 軽度の魔法耐性を持ち、実戦向けの丈夫な生地で織られている。 体形が特殊過ぎてフルオーダーメイドの為、一般的な物より1万yen程高い。
・手織りの鞄(Hand woven bag) 2.000yen相当 母親お手製の麻布の小さな鞄。小道具やお金を幾らか入れる程度の大きさ。
◆成長 日常:2/5(1) バトル:0/6(0) 未使用経験値:0
◆面識 ルナ:遺物研究室に所属する年少者。よく死ぬ。 セラフィーネ:人魚。空を飛ぶ。メンタル幼女。 ライラ:遺物研所属。塔に行きたがらないがその内。 ハイディ:遺物研所属。主に研究と加工を担当。 ストレンジ:遺物研所属。あまり見た事がないが召喚術師。
◆近況 3/23:ミーコ・ラックラック生還パーティー
◆種族限界/人間 力:7 素早さ:7 タフネス:7 感覚:7 知力:7 集中力:7 精神力:7 器用さ:7
別に必要のない衣装無し差分 |
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