《名前》
ルナティック・S・リエール 侵食する月の狂気に陥りし邪眼 魂に刻まれし我が真名 縮めてルナとも呼ばれることも多い
―――ミーコ・ラックラックと学生証には記されているが、それは誰が何と言おうと仮初で偽りの名前なのである
《来歴》
死者の国、フェルクレグで代々死神の職に就いてきた由緒正しきラックラック家の末女。 陰鬱で面白みのない地元に嫌気が差しており、いつしか物語の中で知った青春の学生生活に憧れを抱くことになる。
死神としての仕事でノイヴェーレ市を訪れた際に魔法学院セネックスの存在を知り、夢の学生生活が実現出来るのではと受験。 なんとか合格をすることが出来た為、寮暮らしの傍らで死神としてのノルマをこなす二足の草鞋を履くことになる。
念願のJKデビューで厨二病が悪化した事とAA先生の新作目的で遺物研究探索部に入ることになる。 遺物への興味は薄いが、『塔』の不可思議な構造のそれは浪漫と妄想を搔き立てられて好き。
今までにちゃんとした形で魔法を学んだことはなく、成績の悪い劣等生で宿題や補修にしょちゅう追われている。 眼鏡がみんな頭良いと思うなよ?
《容姿》
伸ばした黒髪を二つ縛りのおさげにして、野暮ったい眼鏡を掛けた地味という言葉を体現した陰キャ。
食事があまり好きではなく栄養が足りていないため瘦せぎすの体系。 背丈は小さく胸も貧しく、体も細く化粧っけもない暗い風体。たまに左目に眼帯をしている時がある。 顔立ちそのものは整っているが、夜更かしが祟ったクマや目付きの悪さと暗い性格がそれを台無しにしている。
日常生活ではセーラー服やブレザーを着ているが、これは学生の物語に憧れ拗らせた結果の私服であり魔法学院セネックスに制服の規定はない。
死神の仕事や塔での探索を行う時は後述の「自在式」により視力が改善されるため眼鏡を外す。 黒と赤を基調にした衣装とマントは陰の者である自分には合わないと思いながらも、死神の仕事の時ぐらいはちゃんとした格好にと両親に懇願されたので先祖伝来のその様相に身を包む。
《性格》
見た目通りにネガティブな気性に加えて物語の読み過ぎでそこそこ重度の厨二病を患っている。 学院デビューの時には恥ずかしい自己紹介をしてものすごく浮いた。
青春に夢を見ているが、パーソナルスペースに入られることが苦手。意見もあまり表に出さない。
しかしその実、内心での自己評価は高い。 本気を出せば私すごいやつ。パパもママもお姉ちゃんたちもそう言ってくれてたし。
そのため承認欲求も人並み以上に強く、優越感を満たすために他人へのマウントを取れる場面は見逃さない。 死神の職務は行く当ての無い哀れな魂を見下せるので天職だと満足している。
また後述の「自在式」の発動中は気分もアガるために普段よりも少しアクティブな行動をすることもある。
《能力》
【スタイルアーツ♱SHINIGAMI♱】
どんなテンションならこのクソダサネームに出来たの?と評判の我が家に代々伝えられる大鎌を用いた特殊戦闘技法。本人はお気に入り。 フェルクレグでは実用的な技術であるため、アレな名前と共に地元では多くの者に知られている。
本来は武器としてではなく、死神の象徴でしかない飾りである大鎌を実践的に扱うための技術方式。 重く扱いづらい大鎌を武器とするために習得には高い難易度を要するが、先天的な魔法と相性が良いためミーコはこの技法を十全に習得している。
【空虚自身~One with Nothing~】
生まれながらに扱うことができた魔法。 自身が掴んだ物の重さを体感的に零にする。 実際の質量は変わらないため、重量のある武器でもその役目を果たしたまま小枝のように振り回す事が可能。 零にできる重さには限界があり、現在は100㎏が限界。 限界値を超えてしまう物には一切効果は発揮されない。
【自在式】
自身の身体能力と感度を向上させる魔法。 本来の力、素早さ、タフネス、また感覚の能力は2相応であるが、ステータスの表記値まで向上できる。 魔法として非常に燃費がよく、仕事や探索中は常時の発動が可能。 様々な感覚も鋭敏にすることができるが、これは日常生活を充実させるうえでも大きく役立っている。
自在式の発動中は左目に鬼火が宿り、感情の昂ぶりやステータスの限界値相応の行動をとるごとにその炎は激しく揺らめきを増すことになる。 視力も向上することになるので、ピントが合わなくなる眼鏡は外す必要が生まれる。
これらの魔術は物体、身体の生命力を操作するものとして死霊術のカテゴリとして扱うことになるというのは学院で学んで初めて知ったことである。知らなかったそんなの。
《死神》
魂を回収する死神としての職務をサボることは許されていないため、セネックスの寮暮らしでも仕事を行う。 時間に余裕のある時はスラムで行き倒れがいないかうろちょろとしている。 また『塔』にて本来は辺りを漂っている魂の回収をノルマのために行う。 魂を回収されてしまえば修復士による蘇生も行えなくなるため、その行いは間接的な殺人である。
しかしそれは死神の目線としてはただの自然な行い。 歪んだものを正しい流れにすることに忌避感を覚えることはない。
ただし知り合いや自分が修復士のそれを利用することに遠慮はない。 それはそれ。これはこれである。
《性嗜好》
他人に触られることに忌避感を覚える処女。 けれど性欲は強くオナニー大好きで膜はない。
自らの魔術で感度を向上させてより強い刺激を求めるうちに、いろいろ引き返せなくなる深い沼に浸かってしまっている。 最近は妄想でもハードなプレイをイメージしてしまうこともしばしば。
《財産と月収》
セネックス魔法学院に寮暮らしをしており、それらの費用と生活費の大半は実家から仕送りしてもらっている。 既に現役の死神として仕事を行っているが、末娘に対して家族の対応は大分甘いようである。 ミーコ本人もその環境に甘えており、死神としての仕事は最低限のものしか行っていないことが多いためその月収が黒字になることは少ない。
所持金 -60,000エン
・♱イクリプス・リーパー♱ ~侵蝕する収奪者~ 自分の背丈を超えるような巨大な大鎌。 先端は槍の穂先のように鋭く伸びている。 非常に重量のある武器だが、まるで手足のように自在に取り扱う。
※追記 また大鎌の柄の先端である穂先の部分には魔力の発射口が設けられている。 指向性を限定して魔力を爆発させ推進力に変換することが可能であり、扱いの難易度は増すが威力と速度を増すことができる。
・♱ソウルリンクケージ♱ ~魂の牢獄~ 哀れに彷徨う魂を回収して保管するための器具。 死神のお仕事としての必需品。 支給品のそれにゴテゴテと装飾を散らしたりしている。
・♱邪炎封殺の呪印♱ 大きく「呪」の一文字が刻まれた黒い眼帯。 《自在式》の発動中は常に左目に鬼火が揺らめくことになるが、目立ちすぎるそれを封じることができる。
超かっこいいから普段から付けてようと思ったこともあったけど、片目が見えないのはめっちゃ生活しづらいことに気付いて止めた。
・エロ本 BL,TS,NTR,凌辱,異種姦etc―― 割と何でもイケる雑食な口。
・オナニー道具 いっぱい持ってる。ありがとうAA先生。
・イン・ロゥ 腹痛や便秘等に効果てきめんな、しかし製法の一切わからぬ貴重な……かつ強力な下剤。六錠入り。
【※遺物探索研究部とは】
魔法学院セネックスにあるサークルのうちの一つ。
『塔』で発掘をされる魔術的な価値のある多くの代物を収集を行い、その散逸を阻止しながら研究を行う。
立ち上げからの歴史は『塔』の誕生以後になるため学院の中では浅いが、新しい技術や素材を発掘する助けとなる。
学院内では変わり者が集まっていると専らの評判。
いぶたんか…いぶけんか…?とそれっぽい略称をミーコはたまに考えている。
《備忘録》 ジャネット クレバージャニター (優菜) ヴィルジニア フランソワ ルーチェ (セラーヴォ) (ベルフラウ) (ピアノ) (エヴァン)(イム)(リリィ)(アカラ) ジナヴラ ハイディ ライラ ストレンジ
《経験値》
日常【4/5】 戦闘【4/6】 |
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