◆名前 メトレーシャ・ヤヌ・ルスルクス
◆容姿 胸元に菫と蜂蜜が溶け合ったようなアメトリンの核を持つバンクル。 彼女の双眸も核と同じ色彩を放っている。 薄紫色のウェーブヘアーの毛先は、陽光のような淡い金色。
◆来歴 ユー・ウッドランド開拓村のはずれにある森林地帯。 その片隅にひっそりと佇む古い猟師小屋で、エルフの狩人に育てられる。 狩人が何者で、どうして種族の違う自分と暮らしていたのか、今となっては分からない。 けれど、木々のさざめきを聞きながら、生きるために必要なだけの動物を狩る――原始的とも言えるその質素な暮らしを、メトレーシャは気に入っていた。
しかし数年前、メトレーシャが狩りに行っている間に何者かが猟師小屋を襲撃。 派手に争った形跡はあるもののそこに狩人の姿はなく、襲撃者に連れ去られたものと見ている。
襲撃の数日前、ノイヴェーレ市から来たという自称冒険者が、開拓村を訪ねていたという情報を得たメトレーシャは、愛用の弓矢と最低限の荷物を持って森を出る。 現在は冒険者として活動しながら、襲撃者の正体を探るためノイヴェーレ市に滞在している。
◆性格 核の問題を抱えているせいか、初対面の人間――特に力で太刀打ちできない男性に対する警戒心は高め。 加えて、自身のことをあまり話したがらない寡黙な性格と表情変化の乏しさから、無感情に思われることが多い。 実際は自らの意思や感情を《目》で訴えるタイプで、言ってしまえば単なる口下手。 ある程度付き合いのある人物に対しては比較的協力的な姿勢を見せるが、愛想の無さは変わらない。
◆技能 《狙い撃ち》 狙った獲物の狙った部位を射ることで、効率的に……というか、出来るだけ苦しませずに仕留める技術。 集中力が増せば、それだけ的確に急所を射抜くことが出来るだろう。
《乱れ撃ち》 次から次へ連続で矢を放つ技術。 迫り来る敵の群れに対処する為に習得したもの。 一点集中型の狙い撃ちに比べてやや精度は落ちるが、集中力が上がればある程度カバー出来るようにだろう。
《創作矢》 矢じりに手製の毒やしびれ薬などを塗布して、ダメージ以外の効果を付加する技術。 もともと弓矢だけでは仕留めきれない大型の獲物を狩るために習得したものだが、冒険者となってからはより戦闘に特化した矢を創作している。 知力が上がれば、より強力な効果の矢を作ることが出来るだろう。
《狩人の五感》 どれだけ弓の扱いになれていても、獲物を見つけなければ狩りは始まらない。 物陰に潜む影、僅かな物音、かすかな気配。 そんな獲物のエトセトラを拾い上げるための技術。 感覚が研ぎ澄まされれば、より強く獲物の存在を感じ取ることが出来るだろう。
《大樹の一葉》 標的を定めた瞬間、狩人は大樹に茂る葉のように、誰も気に留めることのない存在でなければならない。 出来る限り気配を消しながら標的に近付くための技術。 集中力が増すことで動きや息遣いが洗練され、より気取られ難くなるだろう。
《調薬》 殆ど自力で怪我や病気の対処をしなければならない生活だった為、自然と薬草毒草の見分けや調合する技術が身に付いた。 知力が上がれば、より効果的な薬を生み出すことが出来るだろう。
(まだ実現できてはいないが、いずれ魔術についても習得したいと考えているようだ)
◆性趣向 タチ寄りリバのビアン(PC)/全部OK(PL)
基本的に性欲は控えめだが、月に一度程度の周期で《発情期》が訪れる。 性衝動を発散する相手として選ぶのは決まって後腐れなさそうな同性で、ベッドでは組み敷く側に回ることが殆ど。 これは情事の最中に核を奪われることを危惧してのこと。
つまり彼女は、男性経験が、無い。
PLとしてはおにゃのこ同士のキャッキャウフフも良し、男性に組み敷かれるもよし、老若男女どんとこいの構え。 ただしスカとグロ耐性は低めなので、希望に沿ったロールが出来ないかもしれません。
◆所持品 《翡翠のチョーカー》 狩人から譲り受けたもの。 これといった特殊効果はないが、売ればそこそこの金額にはなるだろう。 所有者にそのつもりはないようだが。 《護身用短剣》 狩人から護身用として譲り受けたもの。 狩った獲物をその場で捌く際にも使用している。 鞘が翡翠で出来ている。
《使い込まれた弓矢》 メトレーシャが長年愛用している弓矢。 特殊な素材で作られており、耐久力が高い。
《手製の薬》 メトレーシャがこれまで作ってきた薬。 体力回復効果のあるものから創作矢に使う毒薬まで、種類は様々。
《調味料》 狩った獲物をその場でレッツクッキンするときに使う。 塩と黒胡椒とちょっとした香草。 それだけあれば、それなりに食べられる料理にはなる。
◆財産と月収
所持金:206,000エン 月収:100,000エン前後
冒険者としてはまだまだ駆け出しであるため、狩った獲物の売買で生計を立てている。
◆成長 日常ポイント 2/5 戦闘ポイント 0/5
PL日常経験ポイント 1
通常経験点(未使用) 2 通常経験点(使用済) 0
◆面識 モーブ=エーコ 日時計の公園で出会うも、お互いの名を名乗る前に別れる。 スカジョ 日時計の公園で見かけた白骨。誰が遺棄したんだ、まったく。 イータ・E・コトモ・イェナイ 留守番のアルバイトの雇い主。調薬の腕は本物だ。 ティフ 留守番中にやってきた客。押し負ける形で怪しい素材を売ってしまった。 フランソワ 留守番アルバイトで出会った。すごい元気だ。そして多分、良い奴だ。 ベルフラウ=エインスヴァイス=ヴィントウォルド 留守番アルバイトで出会った。見るからに育ちが良さそうだ。そして多分、良い奴だ。 クロエ 酒場で酔いつぶれていた少女。何やかんやあって一夜を共に過ごすが、悪いヤツにお持ち帰りされないかどうか心配になった。 ダルシェ 市外の森で出会ったやべー奴。悪人とかじゃない。ただただやべー奴。
◆近況(ソロールは除く) 2023/5/23 日時計の公園でエーコ、スカジョと出会うが、名乗るには至らなかった。 2023/5/25 イータの解毒薬販売店の留守番を請け負う。 ティフが来店し、怪しげな材料を押し負ける形で売る。 あと殺鼠剤チャレンジに成功。 2023/5/27 イータの店に客として来店。 留守番担当のベルフラウとフランソワに出会う。 2023/6/4 酒におぼれる少女(クロエ)と出会い、話しているうちに宿で一夜を共にすることに。 2023/6/16 市外の森でダルシェと遭遇。事なきことを得たが、ビンビンにやべぇ奴だと認識する。
◆種族限界 ALL6 ※任意で1能力のみ14 |
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