【名前】 パーリア
姓はなく、本来姓であるはずの名前を持つ
【外見】 彫りの深い顔立ち。痩せているイメージはないが 頬は大きくこけて見える。 落ち窪んだ眼孔の奥の茶色い瞳は、どこか無気力そうで それでいて落ち着いた安心できる印象を与える。
黒髪のぼさぼさ頭。商談の際は香油で撫でつける。 口元と顎の髭は整えてはいるが、40近くに見られる 原因でもある。
【概要】 姓はなく、本来姓であるはずの名前を持つ。 ノイヴェーレ市からは人の足で3日かかる距離の村で生まれた。 父はなく、母と祖父母に育てられた。 名前の由来は、きっと父の姓なのだろうと噂されていたが 特に母に名の由来も父のことも尋ねることもなかった。
15の時に母が流行り病で死んでからちょうど1年後。村を でて日払いの仕事をしながらノイヴェーレ市の住人となった。
基本人の足か、ロバに引かせる荷車で牽かせられる程度の荷を 扱い、主にノイヴェーレ市で品物を仕入れ、小さな町や村を 巡る。そんな生活をもう10年以上続けている。
齢30を迎える前に祖母が母と同じ病で人生を終え 祖父にノイヴェーレ市に来ないかと声をかけたが、祖父は 知っている場所で死なせてほしいと頭を下げ 村にはもはや自分と祖父を養うための畑もなく、結局今まで通りの 生活をつづけながら、年に2,3回良い酒を土産に村に帰るようになった。
目下の目標は、人を雇って行商人暮らしを止めることを 夢見ているが、旅を止めて何をするかは全く思いつかない
【装備】 ・衣服:麻のシャツと木綿のズボン。 季節によっては裏地に綿打ちした革のチョッキや、革のコートを 着用する。
靴は職人に作らせたもので、足首まで包む質の良いもの。 古い布を巻き付けゲートルにしている。
・武器 ショートソード 鉄製で刃渡りは30㎝程。刃は鈍らに近いが刀身は分厚く 鈍器のように振り回せる。 鍔は細長く、柄にはなめし革の紐を巻き付けてある。
【技能】 ・買い物と人脈 面白味のある人間ではないが、10年以上真っ当に商いを してきた結果、商品の目利きや、信頼する、してくれる取引先 をもっている。
・狩猟 小動物や川魚を対象にした罠の心得があり、道中の灰色の食生活を ささやかながら彩る足しにしている。
【財産】 食堂の二階の小さな四畳ほどの部屋を借りている 海沿いの潮風が当たる場所に一つ、ノイヴェーレ市の はずれに一つ、倉庫を借りている。
宿賃や最低限の食事代、二つの倉庫代と仕入れや移動の経費を 差し引くと手取りは月10万程 【経験点】 種族限界/人間 力:7 素早さ:7 タフネス:7 感覚:7 知力:7 集中力:7 精神力:7 器用さ:7 日常:0/5 バトル:0/6 |
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