※イラスト:TrinArt
【名前】 アルフィリニエル(『不死なる花』の娘)。 愛称はアル。
【外見】 赤毛赤目のハーフエルフの少女。 エルフにしては肉付きが良く、人にしては華奢で細身。 触るとしっかり筋肉があるため、人ともエルフとも違う。
【概要】 冒険者を両親に持つハーフエルフの魔法戦士。 父はエルフの戦士アルフィリン、母はハーフエルフの魔術師アリア。 赤毛は母親譲り。
産褥熱で母を亡くし、ほどなく父も冒険の中で帰らぬ人となったため、 アルフィリニエルは母の故郷であるハーフエルフの隠れ里で育てられた。
やがて15歳の誕生日を迎えたアルフィリニエルは、両親への憧れから冒険者を志す。 そして里の皆の応援を受け、父と母の形見を身につけ、意気揚々と広い世界へと旅立った。
明るく元気で活発。周囲の人の話を素直に聞く「良い子」。 好奇心旺盛だが、今まで隠れ里から出た事がないためやや世間知らず。
そのためアルフィリニエルは、自分と母の故郷であるハーフエルフの隠れ里が、 強い戦士を育てることだけを目的にエルフや人を攫ってまで血を繋いできた戦闘民族という、 およそ一般常識からかけ離れた場所であったことを、まだ知らない。
【装備】 ・衣服:貫頭衣に腰巻き、胴衣。剣帯(バルテウス)。下着は無い。
・武器 剣:エイシャオルウェン(鋭き小枝) 細身の騎兵刀にも似た形状の木剣。父の形見。 魔法がかけられており、エルフの手にある限り真剣と同等の鋭さを発揮する。 また欠けたり折れたりしても、水を与えて陽に当てると数日で自然に修復される。 それ以外はただの木剣。とはいえ一応は魔法武器なので、非実体存在にも通用する。 つまり「ひのきのぼう+1」。火には弱い。
短弓 イチイの木から自作した弓と矢。これ自体に特筆すべき点はない。 軽量で取り回しやすく、速射性連射性に長けているが、射程は長弓に比べて短い。 威力については諸説あるが、飛距離に応じての減退率が長弓より高い、という事で。
短剣 黒曜石の小刀。副武器であると共に日常作業用。切れ味は鋭いが脆い。
・防具 右腕:籠手 左腕:肩当 腕鎧(マニカ) 両足:長靴 脛当(グレアウェ) 軽装なのは「勇士は手足のみ守れば良い」という故郷の思想による。
・焦点具:ルビーのペンダント 呪文を行使するのに必要な道具。 掌大の大きなルビーがはめ込まれている。母の形見。
【技能】 ・剣術 弓術 魔術 いずれもハーフエルフのかくれ里に伝わる独自のもの。 部族戦闘術に相当するが、中でも剣術と弓術に長けている。 戦闘用以外の魔術がこの世にあるなんて思いもしない。
【魔術】:使用回数 1日に合計3回 瞬間発動する場合は2回分消費する ・力場 赤く輝く力場を作り出して空間に固定する。最大で1辺1メートルの立方体サイズまで。 形状変更は可能だが力場自体は非常に脆いので、今のところ攻撃や拘束には使えない。 主な用途は防御や緊急回避、足場など。維持時間は形成から30秒ほど。
・加速 自分を含む接触した物体一つの移動速度を、瞬間的に1.5倍に加速させる。 本当に一瞬だけなので、緊急回避や奇襲、とどめの一撃、矢の威力向上に用いる。 呪文の対象は赤い魔力の光を纏ってみえる。
【財産】 魔法の武器であるエイシャオルウェンは100万yenに相当する極めて高価な品。 その他、弓矢や防具、旅具などで10万yenから20万yenほど。 現在は住所不定の冒険者だが、野宿は苦もなく、売剣稼業で食うに困るような腕でもない。
【面識】 リリヤ - ユー・オミュニビスのリリヤ。最初に知り合った御者。 アリスン - ノイヴィーレ市の人。魔法の使える依頼人。 ティフ - アリスンさんの依頼で一緒になった冒険者。空が飛べる。
【経験点】 ・能力限界:力7 速8 体6 知5 感7 集8 精5 器10 ・日常:2/5 ・戦闘:0/6 |
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