ミレット=モージャー Millet Moger
【概要】 ノイヴェーレ市に住む女商人。 塔に挑む冒険者と関わりを持っているが、自身の儲けには執着がなく、冒険者の安全や救出に心を砕いている。 遺物に対するある程度の知識を持ち、罠の解除や物品の鑑定技術、最低限の身を守る術を持つ。
【容姿】 B:81/W:57/H:83 一部を編み込んだ金髪のボブカット。 革のジャケットにタイトなパンツスタイル。
【来歴】 ノイヴェーレ市の商業通りを拠点とする裕福な商会の娘。 塔から齎される宝の取引を生業に成り上がった家に生まれ育ち、危険な物も少なくない遺物の取り扱いと身を守る術を叩き込まれた。
だがミレットは冒険者を苦しめる要因にもなる塔の存在や、冒険者の成果を食い物にする稼業が好きにはなれず、せめて自身の知識や技術が塔に挑む人々の助けになればと買付の名目で彼らへの同行を申し出る。 しかし、ある日の冒険で同行した冒険者が全滅し、彼女は迷宮の内部で数日間に渡って嬲り犯され、死を望む程の苦痛と屈辱を受けながら一人の女冒険者に救出された。
自暴自棄になって何故助けたのかと問うミレットに、女冒険者は「生きていればきっと良いことがある」と言葉をかけたが、ミレットがそれを実感する前に女冒険者もまた迷宮の魔の手に落ち、ミレットが体験した以上の苦痛に耐えかねて冒険者を廃業してしまった。
ミレットが今尚冒険者を助けているのは無責任に自分を助けた冒険者への意趣返しであり、自分がかけられた言葉を繰り返すのは呪詛のようなものだという。 助けて貰ったことは嬉しくもなんともないし、辛い目に遭った冒険者は無責任に助けられて余計に苦しめばいいのだ。
要するに彼女は、あまり素直ではないのである。
【性格】 表向きは滅多に笑わず冷淡に振る舞っているが、実際は善良なお人好し。 迷宮で災難にあった傷を抱えているが、それ以上に自分以外が傷つくことを嫌い常に慎重で時に臆病。 仮にもノイヴェーレの商売人だけあって対人度胸はついており、悪人に対しては毅然とした態度を取る。 自分だけが得をするのは好きではないが、実のところ損をするのもそんなに好きではない。
【能力】 ◯投げ銭 金貨や宝石を素手で投げつける技。 瞬間的な視線誘導を駆使することで、自分に視線を誘導して見えない攻撃をしたり、金貨に視線を誘導して死角に回り込む事も出来る。 性質上、金目のものや若い女に目を奪われやすい相手ほど有効で、それらに興味がない相手や急所が見当たらない相手には効果が薄い。
◯鍵開け 罠や仕掛けの解除技術。 迷宮から持ち込まれる品物を安全に分析・鑑定できるように叩き込まれたもので、傾向と対策で迷宮内の罠にもある程度対処できる。
◯鑑定眼 金目の物の価値を鑑定する能力。 豊富な知識と五感の鋭さの合わせ技だが、経験不足で及ばない部分はある。
最終学歴は読み書きと金勘定に苦労しない程度の中学相当。後輩に当たる学生には先輩風を吹かすことも。
【持ち物】 ◯工具一式 鑑定や鍵開けに使う商売道具。ベルトに提げた鞄に入っている。
◯金品 隠し武器でもある金貨や宝石。手品のタネのようにジャケットの裏に隠している。
【所持金と月収】 50万エン(+3万6000エン)。
月収は10万エン。 品物の鑑定の他、買付という建前を保つため目ぼしい品物を実家に送って報酬を得ている。
【性趣向】 淫乱というわけでは無いが身持ちは軽く、その気になれば男とも女とも寝る。 塔での悲惨な経験から、尋常の性行為がトラウマを癒やしてくれるらしい。 緊縛など体の自由を奪う行為は嫌がる。
(PLとしてはNGありません)
【近況】
【面識】 ベルフラウ:外から来たエルフさん。お淑やかで育ちの良さそうな人。 マーコット:何処かから迷い込んだらしいブブゼラ族さん。街には不慣れみたいだけど案外大丈夫そうかも。 イムニティア:見た目は小さいけど経験のある大人な修復士さん。 フランソワ:街の雑貨屋のお嬢さん。ちょっと心配性なのはこの街では良い事。 ルーチェ:街のちょっと悪い子さん。生き方は知ってるけど怖いもの知らずみたい。 朱居碧:強くて激しいニンジャ?さん。ミレっちは嫌じゃない。
【経験点】 日常:3/5(0) バトル:1/6(0) 未使用経験値:1
◯使用履歴 力+1
【種族限界/人間】 力:7 素早さ:7 タフネス:7 感覚:7 知力:7 集中力:7 精神力:7 器用さ:7 |
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